医療費が高額になるようなとき
マイナ保険証を利用すれば、事前の手続きは必要なく、窓口負担額が高額療養費の自己負担減度額までとなります(オンライン資格確認を導入している医療機関である必要があります)。マイナ保険証をぜひご利用ください。
なお、現行の「保険証」または「資格確認書」で受診する場合は、あらかじめ健保組合に手続することで、医療機関窓口での高額な支払いを回避する仕組みがあります(限度額適用認定証)。
限度額適用認定証とは
被保険者や被扶養者の方が入院し、医療費の支払いが高額になるようなとき、限度額適用認定証(低所得の方は、「健康保険限度額適用・標準負担額減額認定認定証」)を医療機関に提出することで、窓口で支払う医療費が、法定の自己負担限度額までにとどめることができます。これにより、多くのお金を事前に用意するなどの経済的負担を軽減することができます。また、平成24年4月1日からは、高額な外来診療や調剤薬局等にも対象が拡げられるようになりました。
使用方法
医療機関の窓口では、「「保険証」または「資格確認書」」と共に、交付された限度額適用認定証(低所得の方は、「健康保険限度額適用・標準負担額減額認定認定証」)を提出して下さい。なお、認定証は退院の際、病院から返却されます。
限度額認定証の返却について
次のような場合は、限度額適用認定証(低所得の方は、「健康保険限度額適用・標準負担額減額認定認定証」)を組合にご返却下さい。
- ①有効期限に達した
- ②退職等により被保険者資格を喪失した
- ③申請対象者が被扶養者でなくなった
- ④保険証、資格確認書の記号・番号が変わった
- ⑤標準報酬月額が変更となり、自己負担限度額が変わった